ZeBu 高速エミュレータは、ASICデザインのデバッグ用に高速で効率的な3タイプのプローブ(スタティック、フレキシブル、ダイナミック)を提供します。プローブは、fsdb、VCDあるいはVPDフォーマットの波形を生成可能で、デザイン内のモニタおよびチェッカをインプリメントするために使用することができます。
スタティックプローブは、コンパイル中にデザイン内に挿入され、十分なエミュレーション速度で重要な信号へのアクセスを可能にします。スタティックプローブは、ZeBuのオンボード・トレースメモリを使用し波形を生成することが可能で、ロジックアナライザのトリガへの使用、あるいはカスタムモニタZEMI-3の入力として使用することができます。テストベンチ、あるいはモニタによって頻繁にアクセスされる可能性がある重要なバス、およびレジスタにスタティックプローブを使用してください。
フレキシブルプローブは、コンパイル時にデザイン内に挿入され、スタティックプローブより多く(30k/FPGA 以上)加えることができます。トレースが有効時のみランタイム性能への影響があり、影響を最小化するために、グループごとにコンパイルおよびトレース有効化できるようになっています。デザインのインタフェース信号、および主な機能ブロックにはフレキシブルプローブを使用してください。フレキシブルプローブは、ソフトウェアベースのロジックアナライザ、およびチェッカを実装するために使用することができ、再コンパイルを行わずデザインの問題を判別することを手助けします。
ダイナミックプローブは、追加ロジック、あるいはデザインの再コンパイルを行うことなく、デザイン内の任意の順列回路および組み合せ回路の信号波形を生成します。ダイナミックプローブはランタイムで選択され、デザイン内のRTL サブモジュールの詳細なデバッグのために使用することができます。問題の発生時間、および原因となる機能ブロックが特定できた際にダイナミックプローブを使用します。
